重いものを乗せるときの基礎知識 Ⅱ
目次
(3)重さの分散で耐荷重UP
Docodemoフック2個と摩擦力だけで耐荷重UP・安定性UP・収容性UPを図るには荷重の分散をしなければ実現しません。
ここでは右図のようにDocodemoフックを3個使用して、以前ブログで紹介した直列配置・直列配置の4個使いはもったいないので避けました。
3個のうち1個は 補助として荷重の分散に使っています。
つまり、メインフック2個と補助フック1個で荷重の分散しています。
つぎに、棚と壁の接触面に発生する摩擦力でも荷重分散させます。
右図はゴムを入れて摩擦力を大きくしています。
つくり方にもよりますがDocodemoフック1個分にもなることがあります。
以上、Docodemoフック3個とゴムによる摩擦力で重い荷重を支えています。
(4)まとめてみると・・・
重いものを乗せる棚をつくるには次の点に注意して製作してください。
- 棚にする材料が丈夫であること。木、金属、硬質プラスチックなど。
- 吊下げ用ロープは金属のチェーンやS字フックを使用。
- 分力、力の分散、摩擦力、補助フックなどすべてを用いる。
その作成手順は・・・
- まず、棚の種類を選定し、加工が必要であればドリルの穴あけや丸型フックを取り付ける。
- 摩擦力を上に働かせるため、支点を若干手前に配置させます。
- 棚の背に当たる部分にゴムシートなどを貼り付けて摩擦力をUPする。壁にゴムシートを貼ってもよい。
- Docodemoフックを棚の幅に合わせて配置する。
- 棚が水平になる様にチェーンの長さを調整する。
- 最後に、補助用フックを棚の下部に取り付けて棚の落下を防ぐ。
読んでいただき、ありがとうございました!次回の記事もお楽しみに。
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AQマグネット工房
あなたも空間の魔術師に・・・掛ける・吊るすから乗せる・置くへ
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