開発者からのDocodemoフックの使い方をご提案①

　磁石は何でもかんでも吸着するとは限りません。

直接吸着出来るものを磁性体、それ以外を非磁性体と呼んでいます。

磁性体には、鉄・コバルト・ニッケル及びそれらの合金でつくられた金属を示し（ステンレスは除く）、非磁性体にはアルミ・銅・ガラス・木・ゴムなどがあります。

それぞれの取り付け方法は右図の通りで、最大荷重１ｋｇ、ツメの最大強度２ｋｇの物を吊下げることが出来ます。

　非磁性体の場合は挟み込んで行ないますので、厚み３ｍｍ以上は希望の耐荷重が得られません。　

さらに、吸着面・挟み込み面の汚れ(ごみ、油、水など)には十分に注意してください。

希望の耐荷重が得られません。

　耐荷重１ｋｇは、取り付け面に平行な方向へ働く力の最大値として規定しています。

１ｋｇ以上の重さを吊り下げる場合はDocodemo フック1個だけでは持ちこたえません。

そこで、２ｋｇの重さを吊下げるには右上写真のようにDocodemo フック2個を並列配置し、それぞれに荷重１ｋｇが加わるように吊るすと希望が叶えられます。

右中写真のようにフック2個を離して使用する場合、バランスの関係上フックの滑落が発生する可能性がありますので、ゆっくりと静かに吊るしてください。

　右下写真のようにDocodemo フック１個とフックカバー1個（フック2個使用でも可）を直列配置しても２ｋｇの荷重に耐えることが出来ます。

この場合、荷重はDocodemo フックのツメにすべてかかります。

３ｋｇの重さも3個使用して吊下げられますが、Docodemo フックのツメの最大強度２ｋｇなので危険です。

また、物の取り付けはフック取り付け面の強度に依存し、危険性や美観性を考慮してフック2個使用をお勧めいたします。