デイケア施設で「脳活ボール C-nagara」を使った運動療法の効果的な方法
デイケア施設における高齢者向けの運動療法では、手指の運動や感覚を刺激することが認知機能の維持・向上に有効です。
「脳活ボール 「C-nagara」」は、手軽に握れる小型ABS製の凹凸マグネットボールで、赤と青の2色が用意されています。
磁石の刺激と、色・形状を活かした多彩なトレーニングが可能で、シンプルながら効果的な運動療法ツールです。
ここでは、この「脳活ボール「 C-nagara」」を使った効果的な運動療法の方法について紹介します。
1.基本的な握り・手指トレーニング
まずは、ボールを両手に持って握り、軽く握ったり緩めたりする運動を繰り返します。
この動作はシンプルですが、手指や手首の筋力を維持し、動かすことで脳への血流が増加するため、脳の活性化に役立ちます。
特に、握力や指の機能が低下しがちな高齢者の方には効果的です。
やり方
- ボールの色を交互に変えることで、どちらの手を使うか意識する習慣が付きます。
- 両手に1個ずつボールを持ち、ゆっくりと握って離す動作を10回繰り返します。


2.色を使った反応トレーニング
「脳活ボール 「C-nagara」」には赤と青のボールがあるため、色を意識して反応するトレーニングを取り入れることができます。
デイケアスタッフが「赤を握って」「青を握って」といった指示を出し、指定された色のボールを握る動作を行います。
これにより、視覚と指示への反応力を鍛えることができ、脳の認知機能を刺激します。
やり方
- スタッフが「赤」「青」と色を指示し、利用者がその色のボールを握る。
- 反応するタイミングを変えたり、色の指示を増やして難易度を調整し、集中力も鍛えます。
3.磁石による触覚刺激トレーニング
脳活ボール「C-nagara」にはネオジウム磁石が内蔵されているため、ボール同士を近づけると引き寄せられ、少しの抵抗を感じることができます。
この磁石の特性を活かし、手指や手の感覚を刺激する触覚トレーニングを行います。
指先の感覚を意識することで、脳の感覚認識力を向上させる効果が期待できます。
やり方
- ボールを片手に持って、もう一方の手で軽く触れると、磁石の力で引き寄せられる感覚を楽しむ。
- ボールを近づけたり離したりしながら、手の感覚を刺激し、集中して行います。
4.ボールの転がし運動で手指の協調性を高める
脳活ボール「C-nagara」を両手で転がす動作は、手指の協調性を高めるのに役立ちます。
特に、指の動きがぎこちなくなりがちな高齢者の方にとって、この運動は手指の連携をスムーズにし、運動機能の改善につながります。
やり方
- ボールを両手の間に挟んで、軽く転がし合う動作を行います。
- 転がす際に凹凸の感覚を楽しみ、指で細かく動かすことで指先の調整力を鍛えます。
5.色と磁石の組み合わせで記憶トレーニング
記憶力向上を目指したトレーニングも可能です。
スタッフが赤と青の色の組み合わせを示し、順番を覚えて反応する記憶トレーニングを行います。
このシンプルな動作でも記憶力や集中力を鍛えることができ、楽しみながらトレーニングが可能です。
やり方
- スタッフが「赤、青、青、赤」などの色の順番を示し、利用者がその順番通りにボールを握ります。
- 順番を変えて少しずつ難易度を上げることで、記憶力の向上に役立ちます。
脳活ボール「C-nagara」を使った運動療法のメリット
- 簡単で続けやすい:握るだけ、転がすだけといったシンプルな動作なので、デイケア施設で気軽に取り入れられます。
- 安全性が高い:軽く小型のABS素材でできており、手指に無理な力がかかりません。
- 感覚と運動を同時に刺激:視覚・触覚・運動の3つの側面から認知機能を刺激し、効果的なリハビリが期待できます。


まとめ
デイケア施設で「脳活ボール「 C-nagara」」を使った運動療法を取り入れることで、高齢者の認知機能や運動能力の維持に役立ちます。
———————————————————————-
AQマグネット工房
磁力と手のひらのツボ指圧で認知症予防・ボケ防止・脳トレグッズの開発販売
住所:群馬県高崎市上里見町801番地5
———————————————————————-