老人ホームでの脳活ボール「C-nagara」の活用事例
老人ホームでは、入居者の方々が日々充実した生活を送れるよう、さまざまな活動が行われています。
その中で、「脳活ボール「C-nagara」」は、高齢者の手指や感覚機能の向上を目的としたツールとして注目されています。
このボールの特徴と、その活用事例についてご紹介します。
1.脳活ボール「C-nagara」の特徴
- 軽量設計:高齢者でも無理なく握れる軽い素材で作られています。ABS樹脂は丈夫でありながら、手に優しい触感です。
- 凹凸のデザイン:ボールの表面には凹凸があり、握るだけで手の筋肉を自然に刺激します。握力や指の感覚を鍛えるのに最適です。
- 安全性を重視:キャッチボールなどの動的な運動は推奨されていないため、安全に使用することができます。ボール同士がマグネットでくっつくことで、静的なアクティビティにも対応しています。
2.老人ホームでの活用事例
以下のような形で、入居者の方々に楽しんでいただきながら、リハビリや日常的なケアをサポートしています。
1.手指のリハビリ
ボールを握る動作を通じて、手指や手のひらの筋肉を鍛えることができます。
特に、手指の運動能力や感覚機能が衰えている高齢者にとっては、無理なく行えるリハビリとして効果的です。
- 実施方法: 赤と青のボールをそれぞれ片手に持ち、軽く握ったり緩めたりを繰り返します。握る力の強弱をコントロールすることで、手指の筋力強化と感覚機能の向上が期待されます。
2.記憶力と認知機能の向上
赤と青という対照的な色を活用し、色の識別や記憶力を刺激するゲームとしても活用されています。
色の違いを意識しながらボールを操作することで、認知機能の維持や向上が期待できます。
- 実施方法: 介護職員が赤か青のどちらかを指示し、入居者はその色のボールを握る、または動かすという簡単なゲームを通じて記憶力を鍛えます。
3.手先の感覚を高める練習
ボールの凹凸が手に伝わる感触を意識することで、感覚を刺激することができます。
視覚に頼らず、触覚を利用してボールを識別する練習を行うことも、手先の器用さや感覚機能の維持に役立ちます。
- 実施方法: 入居者の目を閉じてもらい、どちらのボールを手に持っているかを触覚だけで当ててもらうという遊びを行います。凹凸の感触を意識することで、感覚の鋭敏さが向上します。
4.リラックスとストレス解消
握る動作は、リラクゼーション効果も持っています。
ボールを軽く握ったり手のひらで転がしたりすることで、気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。
- 実施方法: 入居者が気持ちが落ち着かないときや、集中が必要な場面で、ボールを手に持って軽く握りしめることでストレスを解消します。
3.注意点
このボールは「キャッチボール不可」とされているため、投げたり受け取ったりする動作は避け、静的な運動に活用するのが望ましいです。
また、マグネットの力でボール同士がくっつくこともあるため、手先の細かい動きに注意を払いながら使うことが推奨されます。
まとめ
「脳活ボール「C-nagara」」は、手指のリハビリや認知機能向上、ストレス解消など、さまざまな場面で活用できる便利なアイテムです。
高齢者が楽しみながら安全に使えるツールとして、今後も老人ホームでの使用が広がっていくことでしょう。
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AQマグネット工房
磁力と手のひらのツボ指圧で認知症予防・ボケ防止・脳トレグッズの開発販売
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